日本の底力 (Core Competency of Japan)
日本に関するYoutube、ニコニコ動画を随時Update
宮本輝編『魂がふるえるとき』



『魂がふるえるとき』(文春文庫)

宮本輝が編纂した日本文学短編撰集:たまにこうゆうのが読みたいなぁとなる。宮本輝の静かな美しい文章(勿論ストーリーも)が好みということで購入してみたのですけれども、大部良かったと思う。日本語のすぐれた短編ばかりなのが美味しいところだな。明治・昭和の文豪ってやはり、人を惹き付ける文章を書くなと思った。蜘蛛ひとつを描写するにも偉く読ませる。

泉鏡花の独特なカッコいい日本語の使い方が好きなんですが、しめをとる泉鏡花の『外科室』、なんという描写力と日本語の魔力でしょうか。マジで凄い人ですね。安岡章太郎の『サアカスの馬』は靖国神社が出てくるよ。作者が面白すぎてこれはおもわず笑った。


『魂がふるえるとき・心に残る物語日本文学秀作選』(文春文庫)
別窓 | DVD,書籍案内 | コメント:0 |このエントリーを含むはてなブックマーク|はてなブックマーク - 宮本輝編『魂がふるえるとき』 | トラックバック:0 |
<<既定路線だった原爆投下の政治的背景(嵌められた日本) | 日本の底力 (Core Competency of Japan) | 民主なら土下座外交ばかりか外交戦場で生き残れない>>


この記事のコメント
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
| 日本の底力 (Core Competency of Japan) |