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外国で大人気!たけしの『座頭市』
カナダ人に薦められて観たたけしの座頭市

お勧め一本。

座頭市 <北野武監督作品> [DVD]
『座頭市』
北野武監督作品(DVD)



ビートたけしが盲目の居合の達人、the blind sword Masterを演じる2003年の作品。なぜ本作が、右サイドでもリンクを貼るほど私の一推しであるかというと、この映画、外国人に大評判だからです。かくいう私も、カナダ滞在時に、家のカナダ人オーナーに「観た事ないの?!」、と薦められみたところ、その余りの面白さに翌日3回観てしまったほど(笑)



この映画、何が良いかって、たけしが無茶苦茶カッコイイ。佇まい、演舞、台詞、どれをとっても、神秘的で、剣術を極めたサムライ・オーラをビンビン出しているのです。その極め方が、並じゃない。それは、日本人が持つ「」というものを、極めた境地を見事に描いたのです。

日本には道という観念がある。特殊な道の観念だ。どんな芸術でも学問でも、それぞれ道は異なっているが、究極点は一つである。最後の神秘的な飛躍によってこの境地に到達するときは、悟りと同様、視界はさえぎるものなく開ける。この到達点はすてべの達人に共通する。by.『日本人の意識構造』会田雄次


この道を体得した達人の神秘をたけしが見事に演じているので、サムライや、日本をこよなく愛する諸氏には、溜まらん映画でしょう。屁理屈的なことを言うと、これは合理主義的な西洋人にはないタイプのカリスマでございます。かつ、刀演舞というそれ自体、日本を「東洋の神秘」たらしめた芸術的な殺陣が舞台となるので、外人はイチコロなんではないかと(笑)。実際、「英語字幕」で観てみたのですが、文字化されることにより作品がいっそう締まり、 the blind sword Masterがミスティックにアピールされていて、快感に思えるほど!

流れ者の用心棒:浅井忠信(ムッチャかっこいい俳優)がこれまた、非常に切れのある、刀の演舞をしており、二人の達人である、「用心棒」と「市」が、酒屋でカチーンー、と邂逅するシーンには流石にやられたぁぁ・・。私は、逝ってしまいました(笑)

血が飛び出るシーンも多く、疲れるなと思っているところを、起承転結の転のようにコロっとひっくり返してリフレッシュさせるのがたけし監督。このテクがすげぇ、と素直に感心しました。どうするかって、そっと「笑い」の要素を入れるんですよ。たけしさんならではですね。ゆえに観るものは、飽きることなく、最後のクライマックスまで一気阿世に観られるという凄い作品。だから、僕も3回連続で見れてしまったんだな。幾ら良い作品でも、こうも連続で見れるものはないんじゃないか、と思うと、やはりたけし監督の才能は凄いということを知らしめる作品です。


たけしさん、この『座頭市』でベネツィアで賞を取られたそうです。ベニスで上映後、全員総立ちのスタンディング・オベーションのなかたけし監督が恥ずかしがりながらペコリとする映像が付録でついていますが、この場面を見て、日本人として鳥肌が立つとともに、涙が出そうに(笑)笑いを導入して場面を転換する今までにないセンスや、最後、味方の出演者を全員登場させて、伝統の盆踊りをタップダンスにしたりと、伝統的な映画にこういう近代的なセンスで洒脱な魂を入れ込み日本のアートをユーモラスにアピールしたところが、総合的には海外でも高い評価を受ける理由なんじゃないかなと、思います。やっぱ、世界の作品は違うね。僕の中では間違いなく誇りです。★★★★★

たけしは日本の文化の誇り背負ってるよ。

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