日本の底力 (Core Competency of Japan)
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スズキ黒字 インドの種実る
世界1位のトヨタ。売上30%を北米に頼り、さらなる北米急拡大戦略を推していたのが
アダとなり巨額赤字を産む中、
インドに目をつけた、鈴木修会長率いるスズキがやってくれました。

スズキ インドの種実る 米依存せず先読み 黒字確保(5/12 Fuji sankei Business i)
スズキが11日発表した2009年3月期の連結決算の最終損益は、前期比65.8%減の274億円の黒字となった。本業のもうけを示す営業利益も、同48.5%減の769億円。トヨタ自動車が営業赤字に転落するなど各社が苦しむ中、不況時における強さを印象づけた。ただ、10年3月期の連結業績予想は為替を1ドル=90円と円高を想定し、最終黒字予想を50億円と絞った。実質的な黒字ゼロを見込むことで社内の危機感を高め、どれだけ販売を上積みできるか。昨年末、社長に再登板した鈴木修会長の手腕にかかっている。

 ≪熟練の経営手腕≫

 スズキの09年3月期決算の売上高は、前期比14.2%減の3兆48億円。国内では主力の軽自動車などの販売が堅調だったため、同1.6%減の微減にとどまったものの、北米向けの二輪車や四輪車が落ち込み、足を引っ張った。10年3月期連結決算予想は、売上高が前期比23.5%減の2兆3000億円で、2年連続の減収減益となる。

 「スズキには内部留保がない。絶対赤字にしてはいけない」

 東京都内で記者会見した鈴木会長兼社長は黒字確保への意気込みを強調したうえで、2月から実施している社員を出勤させずに賃金の一部をカットする一時帰休を9月まで続ける考えを明らかにした。

 経営危機に陥っている米自動車大手、GM(ゼネラル・モーターズ)との業務提携についても、鈴木会長は「今後も続けたい」とサラリ述べ、社長就任から32年目の最長老トップならではの“熟練ぶり”をそれとなく見せた。

 営業利益、最終利益ともに大幅減を余儀なくされたとはいえ、スズキが黒字を確保した背景には軽自動車販売の底堅さがあるが、それだけではない。

 海外売上高における北米市場の水準が全体の7%程度と低いうえ、小型車を投入するインドの自動車市場が同国政府の景気刺激策で好調だったことは、黒字確保の源泉になった。トヨタが最終赤字に陥る理由には、販売台数の約3割を北米に依存する構造要因があるだけに、まさに対照的といえる。

 ≪自助努力の“決意”≫

 また、08年から着実に在庫調整を進めるなど業界内には「先を読んで手を打つ鈴木会長のリーダーシップがにじむ」(大手メーカー)との見方も少なくない。10年3月期の業績予想の前提として円高を想定するのは、外部要因による減益リスクを排除し、販売増やコスト削減など自助努力による黒字積み上げを目指す意志のあらわれだ。

 頼みとしてきたインド市場について鈴木会長は「(インド政府の)景気対策がいつまで続くか分からない」と語ると同時に、現地のタタ・モーターズが投入した超低価格車「ナノ」に対して「現在のモデルを中心に売る」と強調。国内の軽自動車市場については「落ち込む可能性がある」など、独自の見方を示した。

 昨年12月の社長再登板会見で「景気回復までやりぬく」と宣言した鈴木会長。多くの荒波をくぐりぬけた“カリスマ”だけに、赤字転落を避けるため、新たな一手を繰り出しそうだ。(山口暢彦)

リーマン・ブラザーズ・ショックで世界の景気が一気に狂った感じですが、大型企業がバッタバッタ倒れ、普段食費を気にしてなかったアメリカのファミリー層もウォルマートに行くようになったらしい。おかげで、アメリカの大量消費(赤字)に支えられてきた日本他、大半の輸出先進大国はドミノ倒しでバタバタやられている状況です。

スズキのマーケットセグメントは2輪と安い良質な軽自動車なので、価格レンジや車税が高い他社に比べると不況の衝撃はまだ弱かったといえましょう。しかし、それだけでなくグローバルを見据えた企業戦略でも勝利したといえる。BRICsで中国に続く成長市場インドに大胆かついち早く目をつけたところは鈴木会長リーダーシップの成せる技です。


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この記事のコメント
スズキを見ているとホンダとも異なる中小企業的な面があります。大きく成るのを自分で調節している、但し技術力は図抜けたものは有りませんが、悪いものは作らない。

これが本来の日本人のもの作りの基本で有ったのをスズキは実践して見せて呉れたのですね。スズキの下請けは大きなところより中小企業を大事にして居る様に思えます。

しかしブラジルや海外からの現場の人材派遣業者の使い方は早かったです。此の点は現状では如何対処しているのか分かりませんが、投資を抑え便利な製品・商品の選択スズキの勝ちですか?
2009-05-12 Tue 15:01 | URL | #kU3g/2a6[ 内容変更]
猪さん

なるほどぉ~。さすが猪さん。勉強になります。

現行スィフトなんてはっきりいって走り、ハンドリング、安定性、加速力。どれをとってもフィット、ヴィッツよりも全然良いような気がしますね。大胆に攻めつつ、中小企業感覚で実践するリスク管理。鈴木修氏の言う「トップダウン型リーダーシップ、ある意味ワンマン社長の成せる技凄いですね。
2009-05-14 Thu 15:32 | URL | Chonmage fighter #-[ 内容変更]
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2009-05-13 Wed 01:42 桜とサムライ
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